2008年04月28日
千葉県肝炎治療特別促進事業について
千葉県肝炎治療特別促進事業についてクリニックホームページに紹介を書かせて頂きました。
日曜日は4月の診療報酬改訂にあわせるため、電子カルテのまた「保守」に仕事に行ってきました。
他の日常はどうも能率悪く多忙です。しかし、千葉肝臓友の会、会長の村田 充さんのがんばりをみていると、しっかりせねばと痛感します。 村田さんが倒れないように。
2008年04月04日
2008年ウイルス性慢性肝炎治療ガイドライン
おひさしぶりです。
今日、今年のウイルス性慢性肝炎治療ガイドラインを「はやさかクリニック」ホームページに掲載させていただきました。
音信不通状態でしたが、スタッフ一同、元気に4月を迎えております。
まずは、ガイドライン掲載の御連絡です。
2008年01月05日
平成20年を迎えて
謹賀新年
平成も20年となりました。
昨年は多くの課題を残したまま、終わってしまいました。皆様のお役に立てず、心苦しく、感じております。初心は変わらず、肝臓病の方のお役にたつよう、今年を過ごしていく気持ちです。また、バックグラウンドとなる、内科一般診療について、また、家庭医学について、力をつけていきたいと思っております。
今年は1月から、水曜日休診とさせていただきます。その分、勉強、リフレッシュにあて、診療の向上に努めていきたいと思います。
昨年、10月以降は、情報発信ができず、残念でした。ホームページのWeb標準化にこだわり、加工し、XHTML的にも、CSS的にも改善はしたものの、まだ形式的にも不完全で、コンテンツの充実なく、終わってしまいました。また、一度、作った携帯サイトもなくなってしまい、現在、再生中です。
年末年始は、開業以来の紹介状の整理他にほとんどの時間を費やしてしまいました。これは、予定通り、紙ベースで整理終了したので、スキャンして、電子化していく予定です。
今年は、開業以来を振り返りつつ、スタッフとの団結、和を一層大切にし、良い診療、心地よい生き方ができるようにがんばってまいります。
(なんか、内容のない所信表明みたいになってしまいました。)
2007年10月20日
肝臓学会参加2日目:リアルタイムPCR法、B型慢性肝炎
神戸は朝から雨でした。
まず、8時からのブレックファーストセミナーでリアルタイムPCR法という昨日書かせていただいた高感度なウイルス定量法の導入により、日常臨床がどのように変わりそうかという講演2題を聞きました。
まず、武蔵野日赤の泉先生がC型慢性肝炎治療に関連してお話されました。この検査法はHCVの遺伝子型で定量性に差のないこと、10の1乗から10の8乗まで、リニアでかつ、ばらつきの少ないことなどを確認された後、Peg-IFN/Rib治療中のモニター、治療開始後のSVR(確実なウイルス駆除)予測への応用についてまとめられました。
単純化すると、従来法でHCRNA陰性だとしても、新しい高感度法で陽性だと、治療終了後、ウイルスの再増殖がみられるので、新しい方法で、治療開始後、いつウイルス陰性化するかによって、治療期間の長さの判断や治療中止などの判断をするのが、良いそうです。12月か来年1月には検査が保険適応になる見込みだそうです。
(先日同様、治療開始後、4wで陰性化すれば、まず、治るそうです。)
B型慢性肝炎についてはラミブジン(ゼフィックス)中止時期の目安にこの新しい方法含め、諸検査がどのように使えるかのお話が名古屋市立大学の田中先生からありました。C型肝炎と同じく、B型慢性肝炎でもPCR法で2.6未満でも新法でウイルスが定量されるそうですが、この方法で6ヶ月以上陰性なら中止後の再燃がなさそうだとのことでした。また、田中先生方の御研究されているHBcrAgという検査の値も重要であると報告されておりました。従来のHBe抗原陰性、HBe抗体陽性化のセロコンバージョンでは病気の進展については安心できないそうです。
また、B型急性肝炎後、HBs抗体が出て、HBc抗体のみ陽性でも(HBVは肝細胞内に残っている場合がありますので)、血液疾患の化学療法後などにHBVの再活性化がみられますが、その際の病状把握、悪化進展抑制のための早期治療開始予測判断に役立ちそうだとのお話でした。以上がブレックファーストセミナーの様子でした。
9時からのパネルディスカッション「B型慢性肝炎治療の新展開」は12人の先生の講演と討論でした。
長くなりすぎましたので、明日以降(?)、まとめ治します。ラミブジン中止時期、アデフォビル追加かエンテカビルへの変更か、HBV変異が一般臨床で検査できない範囲でどう診療ににあたるか、テノフォビルという薬の話など、多岐にわたりましたが、最後に座長が、「まだ、わかっていないことが多いのが実情です」と締めくくっておられました。
最後に先日、2周年記念にお花をいただいたと記しましたが、一部の写真を御覧いただき、再度感謝致します。ありがとうございました。
2007年10月18日
肝臓学会参加1日目:C型肝炎の治療
昨晩、神戸に着き、今朝から日本消化器関連学会週間
のなかの第11回日本肝臓学会大会の講演を聞きに参り
ました。

今朝は「シンポジウム1:C型肝炎の最新の治療、評価、今後の展望」
を11時半まで聞き、その後のランチョンセミナー(昼食をとりながらの勉強)
は「C型肝炎の病態に基づいた治療方針」で勉強し、その後は、ポスター
発表展示場で研究ポスターを読んでまわり、17時半から肝臓学会東部会
評議委員会に参加ご、夕食をとり、現在、ホテルにおります。
さて、本日のまとめですが、いろいろな発表がなされましたが、1b、高ウイルス量
患者さんのC型肝炎治療の成功(SVR)に関連する因子は
1.男性、若年、肝線維化の軽いこと
2.ISDR(インターフェロン感受性関連したC型肝炎ウイルスの変異)の多いこと
3.HCVcore変異がないこと
4.インターフェロン治療開始後、ウイルス量の減少が非常に早いこと
(4wで陰性だとまず、大丈夫との発表が多いようでした。この点は簡単には書ききれません。)
他にもたくさん書きたいことがありますが、
ISDRやcore変異の検査を治療前に健康保険の診療範囲内で検査できればよいのになあと思いました。
もし、効果が期待できないようなら、苦しい治療の開始を再検討する必要があるかもしれませんから。
また、どうも12月には画期的に高感度なHCVRNA定量法(0.015KIU/mlまで):TaqManPCR法が使えるようになるそうで、治療開始後の治療期間の判断の重要な参考になるようになりそうです。
(明日の朝8時からのブレックファーストセミナーで勉強できそうです。)
最後に将来の治療についてお話がありました。HIV同様にプロテアーゼインヒビター
(タンパク分解酵素阻害薬)は単独でもHCVウイルス減少効果があるそうですが、やはり、ペグインターフェロンとの組み合わせでないと十分ではないようです。(海外データ)日本での検討はこれからです。
さて、明日は上記の検査法の勉強の後、「パネルディスカッション5:B型慢性肝炎治療の新展開」を勉強し、ポスター展示を読んで木更津に戻ります。



